恋愛・ラブコメ

「私の少年」おねショタ作品の偏見を吹き飛ばす恋愛ドラマ

私の少年

出典:Amazon

総合評価 B (ふつうに面白い)

私の少年がおすすめの人

  • 正統派のおねショタ漫画を読んでみたい人
  • 男女逆なら犯罪だと怒らない人
  • 先が想像しづらい恋物語が好き

いわゆるおねショタ系の作品。12歳の少年と出会った30代OLが心惹かれ合うという話。リアリティで考えればない話なのだけど。

しかし、リアリティが無いからと言って面白くないかと言われたら全く別の話。「こんなん犯罪やんけ」と思わせておきながら展開は予想しづらく、ちゃんと恋物語として成立させる

おねショタ系に対して無知というか、私は本作が話題にならなければ読むこともなかった。見みやすい絵柄、ストーリーの構築がなされている。おねショタ偏見がある人ほど、読むと面白いと思う。

「私の少年」のストーリー

30代OL・多和田聡子は、自宅近くの公園で出会った12歳の少年・早見真修にサッカーを教えることになる。

そんな最中、聡子は元恋人に婚約者を紹介され傷ついてしまう。この出来事に対して聡子は、真修から慰められた。

聡子は真修の家庭に複雑な事情があることを知り、サッカー練習以外でも交流するように。聡子と真修の関係性を描いていくストーリー。

健全な?おねショタ漫画としておすすめできる

©私の少年 講談社

おねショタと聞くと、「なんかエロ漫画じゃね?」というイメージがあった。その影響もあってか、おねショタというフレーズそのものに漫画として関心がなかったというか。

それが本作を知ることでイメージが変わった。「なるほど、健全な方向性に描くとこういう作品が完成するのか」という新しい発見

他のおねショタがどういう流れになっているのか知らないが、本作に出てくる聡子は常識的なOLだ。

聡子自身が真修という12歳の子と関わることに俯瞰的な目を持っていて、関わりたいけど大人としてダメなのではという葛藤がある。

しかし聡子の純粋なサッカーを教えたい気持ち。素直な真修を心配する気持ちなどがわかるため、「悪いこと」とは言い切れず理解を示せる読者も多いのではないだろうか。

「男女逆なら成立しない!」みたいな意見で怒る人には勧めないが、作品として考えれば面白い展開が用意されているのがいい。

シンプルな設定にしておらず複雑な描写も描く

序盤は、30代OLと12歳の少年が出会って恋に落ちていく分かりやすい話かなと思っていたのだけど。(こそこそと二人で会うみたいな)

それが、真修の家庭環境の話であったり、真修に好意を寄せる女の子が出てきたり。親子関係なんかも普遍的な話だけど入れてあるのは良い。

年の差男女の恋物語に安易に落とし込まず、人が抱える想いや悩みといった心理描写を大事にしていることに作品としての奥行きをつけている

展開が進むにつれて、序盤で感じていた作品の雰囲気も変化するため、ありきたりなストーリとしてがっかりさせられることもない。

まだ今のところ8巻までしか発売していないが、予想しづらい展開として今後も注目して行く。ちなみに、12歳の男子ってもっと汚らしいのが普通。真修はかなり美化された12歳なのはあしからず(笑)

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