おっぱいが好きな男子たちよ『π(パイ)』は哲学の漫画だぞ

ストーリー、ジャンル

主人公・沢木夢人はイケメンで秀才。彼は驚く事に数学で使われる「π」の桁を3万桁まで記憶している。しかしなぜ彼は3万桁も記憶できたのか。答えは彼の研究にあった。

沢木は大のおっぱい好き。完璧なる美しさの構図と女性の胸を「π」でリンクさせ、究極のおっぱいを探し求めていた。ノートへの落書きなどから見る異常なまでへの胸への愛。元オタク少年だった沢木は、人生の全てを憧れの胸にぶつけるために努力している。

そんな沢木の前に現れたのが本作のヒロイン・田村じゅん。彼女は男子たちが憧れる究極のおっぱいを持っていた。また田村もまた、沢木に対して自慢の胸を活かして接近する。究極を求める高校生男子・沢木と究極を持つ女子高生・田村の物語りが青春ラブコメディで賑わいを見せる。

すべての男子に捧げる「π」

本作を「何気なく手に取った」と言うと嘘になる。そうである。私は「π(パイ)」の文字が目に入ってきたので手に取ったのだ。手にしてみると胸を強調した女子が1人。私は確信した。

「これ、中身を見ないで買っても間違いないパターンだわ」と。

さらに古屋兎丸氏の作品とあれば、私との相性も抜群であると考えられた。まさに期待通りの絵。しっかりと胸の揺れを表現できており、「別にエロを求めて買ったわけじゃないけど、読むからには魅力ある女子は描いて欲しい」という微妙な男心はガッツリとカバーされていた

内容はラブコメディとなっている。そのままだが、田村じゅんの胸に沢木を中心とした男子生徒が夢中になるストーリー。ただ、田村じゅんは「しっかりガードの固い女子」という設定で始まるのでそう簡単には男子たちの思ったように進まない。

田村のガードの固い理由は、電車で痴漢被害にあった事にある。結果的に「おっぱいしか見ない男」を敵視するようになっていたのだ

それでも最初は田村が誘って沢木が釣られかけるのだけど、そこで沢木にセーブがかかる。「そう世の中上手くは行きませんよ」という展開に田村が誘っておきながら持っていくのだ。何かあっても文句が言えないのではないだろうかというくらい沢木を挑発しているので1巻から見どころは満載。

少しネタばれ。1巻で田村が、部屋に沢木を招き入れて胸を露骨に見せる。しかしそこからは寸止め以外の何物でもない・・という展開。これは酷い・・と思ってしまうのは私だけではないだろう。こういった序盤から起こる、沢木と田村のトラブル三昧の学園生活を追いかけてみて欲しい。

おっぱい星人ホイホイ

分かる人は分かると思うけれど、直感的に「読みたい」と思った人はおっぱい星人の要素がある。「どうしようかな」と迷った時点で、大小なり胸は好きな人だと思うので。この作品は本当に「馬鹿の祭典」と言っても良いくらい馬鹿で溢れている。

沢木のノートなど、「いったい何を計算しているの?ww」という具合に、謎の計算がされていたりと不可解。しかしそれを含めて何となく気持ちが分かってしまうのが、おっぱい星人たちなのだ。私も自分で何を描いているのか分からないけれど、ただただおっぱい星人なのだという事を自覚していくのみ

中高生くらいの頃から・・いや、ずっと「おっぱい、おっぱい」で生きていた男性諸君。たぶん一生この手の作品は追いかけ続けると思う。この作品もしっかり読んで頂ければ幸いだ。

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