幽霊・妖怪に遭遇したら”鬼の手”を借りたい「地獄先生ぬ~べ~」

ストーリー、ジャンル

鬼の手」を持つ小学校教師「ぬ~べ~」こと鵺野鳴介(ぬえのめいすけ)が児童を守る為に、妖怪や悪霊を退治する学園ホラー。コメディやアクションを中心にお色気もありと、幅広い楽しみが用意されている。

妖怪や悪霊は非常に気持ち悪く”グロ”と言われるレベルのモノさえ登場する。グロに続き準エロ漫画チックな作風などもいつもギリギリで展開されていた影響か、リアルタイム読者には思い出として残っている人も多い。

「妖怪や悪霊が登場」→「生徒に危害を加える」→「ぬ~べ~が退治」というパターンが基本で様々な敵が登場する。ストーリーは非常に良く出来ており、少年誌とは思えないほど怖い話が出てくる時には背筋が凍る思いをさせられた。

俗にいう「ジャンプ黄金期」を堂々と歩んでいた実績は本物で、歳月が過ぎても色褪せない人気を誇っている。妖怪や幽霊といったホラー要素を前面に押しつつ、たまにエッチな絵を折り込む事で男子たちの心をつかんだ名作だ。

「これ読んでよかったの?」と少年の私は恐怖した

「ぬ~べ~」という作品は、ふざけたコメディ調やエッチな描写による娯楽を見せている半面、怖がらせる時は「本気で子供たちをトラウマにする気か!?」という勢いで読者を襲う

当時の私は小学生だったが、登場する妖怪の気味悪さたるや・・ぞっとさせられたり、読後に1人になるのが嫌だったり。現実にはありえない事を描いているのだけど、ひょっとするとありえるかもしれないというニュアンスで読ませるので怖い。

ストーリーにもよるが、ラストで「あなたのもとにも・・」みたいな締め方をする話もいくらかはあるが、真剣に「やめてくれ」と思った物だ。「ぬ~べ~」の怖さというのは、当時の小学生に取って本当にきつかったという事が私の周りの反応からも伺える。

小学校のクラスメートなどは、男女で「ぬ~べ~」のヤバさについて語ったし、みんなが各々で怖いと思っていた話を教えあったりする。個人差は出るが、その個人差も広いので語り尽くす漫画としても適している。

画像に出している「てけてけ」などは、終わり際がこれだ。大人ならリアリティを感じないだろうけど、真剣に読んでいたジャンプ小僧には本気で怖い内容

こんな人にオススメ

少し古い漫画だが、ホラー好きな人はストーリーを追いかけるだけで十分に楽しめる。平成生まれの小中学生などは「ぬ~べ~」を全く知らないかもしれないが、登場するキャラクターたちが小学生の位置に置かれているので親近感も湧くだろう。少なくとも私が読んだ当時は、同じ小学生が怖い目にあっているという気持ちで読んでいた

そういう意味では子供向けだが、大人にとっても怖い話はとにかく怖いので、人気のストーリーだけをレンタルして読むのもアリ。31巻までコミック発売されたが、今なら文庫本などでも借りられるだろう。

ホラー、ラブコメ、アクションといった具合に、作風もその時々で変えてくるので単調にならないのも人気の秘密。ホラー系の作品はたくさん出ているが、これだけ色々とネタが出てくるところが”ぬ~べ~”の面白さだ。ちなみに画像は”口裂け女”でこれもまた私のトラウマコレクションである・・

サブコンテンツ

このページの先頭へ